弊社取扱製品の FIAM ITALIA(フィアムイタリア)社 について、今回、初めてご紹介いたします。
FIAM ITALIAは1973年、1人のガラス職人であったヴィットリオ・リヴィにより、
イタリアのマルケ州、タヴッリアに設立されました。
世界で最も美しい住宅をスタイリッシュに演出し、国際的なデザインシーンで常に存在感を示し、
時代を超越した「エレガンス」を表現し続けています。
チェアの「Ghost」など、大きなガラスを曲げて作られた家具が有名ですが、
今回はFIAM ITALIAから届いた、「マスト・ハブ」アイテムのセレクションをご紹介します。
Caadre Mirror カアドレミラー
フィリップスタルクの創造性から生まれたこのミラーは、ユニークなガラスフレームが特徴で、
時代を超越したイタリアのデザインアイコンとなっています。
その一つ一つの要素にあるデザインインテリジェンスは、あらゆる次元でのカスタマイズを
可能にしています。
例えば、壁全体をシームレスに覆うことを可能にするモジュラーシステムは、
より大きなサイズのために開発されました。
その多機能性は、ガラスの仕上げの違いや、フレームに施されるラッカー加工の違いによって、
お客様のスタイルに合わせて選択することができます。
スタイルとシンプルさの代名詞であるCaadre Mirror には、LED照明システムを搭載したものや、
デザインとテクノロジーの分野で世界的に高い評価を受けている「LGビジネスソリューション」の
パートナーシップにより、テレビと一体化したバージョンもあります。
Coral Beach Table コーラルビーチテーブル
自然の有機的な形とモダンなデザインにインスパイアされたMac Stopaがデザインした
Coral Beach Tableは、デザイン、数学、詩の完璧な組み合わせを表現しています。
インテリアデザイン・ベスト・オブ・ザ・イヤー2019の「最優秀住宅用テーブル」を
受賞したこのテーブルは、職人技と革新性の機能的な相乗効果の結果であり、
Fiam Italia社の50年に及ぶ高温ガラス加工技術の分野での経験によって達成された
重要な歴史の節目です。
Waves Coffee table ウェイブス コーヒーテーブル
Ludovico + Roberto Palombaによってデザインされたコーヒーテーブルのコレクションで、
特許を取得した新しいガラス仕上げ「DV-Glass」を使用しています。
何年にもわたる高温溶解プロセスの試行錯誤の末の仕上げ「DV-Glass」は、
循環型経済と環境の持続可能性の原則を全面的に取り入れ、加工廃棄物を90%削減することで、
家具の分野ではかつてない厚さのガラスを実現するために考案されました。
色の異なるガラス板の無限の重なり合いは、後に高温融解プロセスを経て回収された材料から
得られたものであり、その際に目に見える形で残っている元素の存在を隠さない、
新しいガラス板を得ることを目的としています。
溶解プロセスのばらつきが大きいのですが、前工程でのクラフトマンシップと相まって、
最終的な製品は似ています。ですが、まったく同じになることはありません。
Lakes Coffee table レイクス コーヒーテーブル
スタジオ・クラスがデザインしたコーヒーテーブルコレクション「LAKES」では、
ガラスの加工が新たな歴史の節目に到達しました。
FIAM ITALIAの革新的な高温溶解プロセスによって生み出されるさまざまな錯視は、
まるで素材が液体の状態で加工されたかのように、独特の厚みと質感を想起させます。
メタリック顔料を使用した特別な仕上げは、確かに奥行きの知覚を増加させ、
素材の3次元性を高めます。
丸みを帯びたエッジとミニマムな金属構造とのコントラストによって強調された反射と透過性は、
通常の鏡に静謐なエレガンスさを与えてくれます。
Photo: © FIAM ITALIA
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29th, Jun, 2020