1月5日発売の「CONFORT No.195 2024年2月号」の連載「FOCUS - シームレスなキッチン」で
FIANDRE社の「SAPIENSTONEの4DCeramics(4ディーセラミックス)」をご紹介いただきました。
そこで今回は、キッチンやテーブル天板として様々な素材の選択肢がある中で、
SAPIENSTONEがご好評をいただいている理由をご案内いたします。
キッチンカウンターやテーブル天板は、キッチンやダイニングのインテリアの一部として、
見た目の美しさやデザイン性が重要ですが、それに加え、耐久性、実用性、機能性も必要な要素です。
そのため天板に使用する素材選びは極めて重要です。
様々な素材がある中でも、SAPIENSTONEは、インテリア性が高いだけでなく、
耐久性や機能的にも間違いなく最高の素材のひとつです。
■SAPIENSTONEは磁器質セラミック
SAPIENSTONEは、以下の資料のとおり、「クォーツストーン(エンジニアドストーン)」、御影石、大理石などと
比較しても、耐紫外線、加工性、耐熱性、耐摩耗性、耐薬品性において、大変優れています。
SAPIENSTONEの天板は、クリーニングしやすく、傷にも強いだけでなく、1200度の高温で焼成した
磁器質セラミックのため、「耐熱性」が高く熱した鍋などを天板に置くことも可能です。
また、紫外線にも強いので、屋外のキッチンやテーブル天板にも適した素材です。
□耐熱性
磁器質セラミックは、熱や凍害、熱衝撃に耐久性があります。
キッチンの天板は、熱い鍋や道具に頻繁に触れることにより破損することがあるため、
これらの要素は不可欠です。SAPIENSTONEの天板は技術的な性能が高く、長期に使用しても
高温や急激な熱変化による影響を受けることはありません。
□耐傷性
キッチンの天板は頻繁に使用されるため、鋭利な道具や尖った道具、日常生活で使用される
ザラザラした物でも傷がつくことがあります。磁器質セラミックは、市場にある素材の中でも最も硬く、
その耐久性により、そのような傷を最小限に抑えるのに理想的な素材です。
□耐汚染性、耐腐食性、クリーニングのしやすさ
磁器質セラミックは、非常に緊密で無孔質のためキッチンの天板には理想的な素材です。
油、ワイン、ソース、コーヒーだけでなく、レモンや酢などの酸性物質や洗剤の残留物も簡単に
落とすことができます。表面のクリーニングに使用する化学製品の量は最小限でよいため、
環境への影響も少なく、長期間にわたって本来の美しさを保てます。
□衛生面
多孔質の素材は無孔質の素材よりも細菌の増殖を促進させることが科学的に証明されています。
磁器質セラミックは緊密で無孔質素材のため、キッチンの天板には最適で、特に衛生面に気を配る方
にはおすすめです。衛生的であることも非常に重要であるため、SAPIENSTONEの製品は
NSF認証を取得しています。
SAPIENSTONE テクニカルインフォメーション資料はこちらから→
■「ACTIVE仕上げ」の大判磁器質セラミック
さらに、光触媒と銀イオンの機能が付いた仕上げ「ACTIVE仕上げ」もあります。
FIANDREのセラミックに光触媒と銀イオンを塗布して、再度670~700度で焼いて定着させるため
永続的に機能しますので、調理するキッチン天板には、特におススメの仕上げです。
全柄を「ACTIVE仕上げ」にすることも可能ですが、メーカーで在庫している柄もございます。
詳しくはお問合せください。
・「ACTIVE 仕上げ」についてのご紹介冊子はこちらから→
■SAPIENSTONEの柄について
SAPIENSTONEには、マーブル調、石目調、セメント調、木目調など様々な柄が揃っており、
サイズは 3200x1600mm 厚み12mm,20mmの大判サイズのため、再現性の高い柄がシームレスに
続きます。
中でも、SAPIENSTONEの4D Ceramics(4ディーセラミックス)は、
小口にも美しい柄があり、最新技術により本石の弱点を克服した新素材です。
■FIANDRE社製の磁器質セラミックでキッチン空間をコーディネイト
SAPIENSTONE は磁器質セラミックで不燃材ですので、ガスコンロのバックスプラッシュにも使用可能です。
FIANDREの厚み6mmのセラミックスラブ「MAXIMUMコレクション」も磁器質ですので、
バックスプラッシュに使用可能で、重量が軽いのでキッチンキャビネットの面材にもお勧めです。
※クォーツストーンは樹脂が含まれているため不燃材にはならず、ガスコンロのバックスプラッシュには
使用不可です。また、厚み12mm以上のため、キャビネットに使うには重過ぎます。
また、MAXIMUMコレクションの柄の中には、SAPIENSTONEと同柄もございますので、
テーブルやキッチンの天板は小口に柄がある SAPIENSTONE、バックスプラッシュとキャビネットの
仕上げには MAXIMUMコレクション で柄を誂えることも可能です。
■SAPIENSTONE BISTROT (サピエンストーン ビストロ)
イタリアのフィアンドレ本社にある、SAPIENSTONE 4D Ceramics やその他のFIANDRE の
製品をご紹介するレストラン「SAPIENSTONE BISTROT」のビデオも続けてご覧ください。
SAPIENSTONE のカウンタートップだけでなく、床や壁にも FIANDRE の製品が施工された空間で
お食事も楽しむことができます。
Movie, Photo: © Fiandre
株式会社アークテック
TEL: 03-5422-6491
製品のお問い合わせは「CONTACT」ページからお願いいたします。
11th, Mar, 2024